メッセージ
『信仰生活あるある』 What Happens in Faith Life
-7.『この世の教えと共存する時』 川井信雄牧師
マタイの福音書16:5~12
巻頭言
======================================== 「この世の教えと共存する時」 ======================================== ある日、イエスはパリサイ人たちとサドカイ人たちのパン種に用心しなさいと弟子たちに伝えた(マタイ16:5-12)。弟子たちはイエスがパンのことを言っていると勘違いした。彼らは霊的な真理を理解することに疎かったのだ。イエスは「パン種」が「パリサイ人たちとサドカイ人たちの教え」であると教えた。それはイエスとその教えに対する拒否のことであると言える。彼らの教えは、パン種が粉全体を膨らませるように、人々の生活のあらゆる領域に浸透していた。イエスは彼らの教えを用心しなさいと言うことで、ご自身の教えに留まるように勧めた。神のみ旨と目的に反するこの世の教えも、パン種のように私たちの生活に浸透している。神は二千年前のペンテコステに聖霊を送って下さった。それは霊的な真理を理解することに疎い私たちを助けて下さるため。私たちは新型コロナと共存しているように、この世の教えと共存している。しかし、この世の教えに流されて生活する必要はない。信仰によってイエスの教えに留まることを選び取ろう。聖霊に寄り頼もう。そこに祝福と救いがある(ヨハネ15:7;14:23)。(川井信雄)
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