2025年4月13日 受難週主の日礼拝式 メッセージ

メッセージ

『医者ルカから見たイースター』 

Easter According to Doctor Luke

1.三つの十字架    The Three Crosses      

川井信雄牧師

ルカの福音書23:32~43(新改訳170ページ、口語訳131ページ)

プログラム

礼拝式ライブ配信

 

巻頭言

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「三つの十字架」 
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医者ルカはイエスの十字架と復活を直接見たわけではなかった。しかし、目撃者たちの証言を通してこれらの出来事を綿密に調べ、順序立てて福音書に記した(ルカ1:1-4)。ルカから見たイースターとは?(ルカ23:32-43)①ルカは三つの十字架を見た。イエスの十字架の両側には二人の犯罪人たちの十字架もあった。②ルカは三つの十字架の回りでイエスへの嘲笑いを見た。人々や議員たちや兵士たちも、イエスの十字架の札も、犯罪人の一人も、十字架のイエスが救い主であるはずがないと考えて嘲笑った。しかし、③ルカはイエスの十字架に神の救いの御計画を見た。二人目の犯罪人は自分の罪を認め、イエスの死と救い主であることは矛盾しないと信じ、神の恵みに与った。「あなたは今日、わたしとともにパラダイスにいます」とのイエスの約束は、ルカがイエスの十字架の死に見た中心的な要素を表す。それは、神の救いの御計画はイエスの十字架で失敗したのではなく、イエスの十字架を通して完成したこと。今朝三つの十字架に何を見るか?神の救いの御計画が展開されていたことを見て、主に感謝しよう(1コリント1:18)。(川井信雄)




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