2025年2月23日 主の日礼拝式 メッセージ

メッセージ

『神の国での宴会』

The Great Banquet in the Kingdom of God

―1. 誰が救われているのか?―   

 Who is being saved? 

 川井信雄牧師

ルカの福音書13:22~30(新改訳145ページ、口語訳112ページ)

プログラム

礼拝式ライブ配信

 

巻頭言

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「誰が救われているのか?」
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ある人がイエスに「主よ、救われる人は少ないのですか?」と尋ねた(ルカ13:22-30)。「救われる」は「救われている」とも訳せる。ルカの福音書では「将来救われる」ことよりも、「現在救われている」ことに重点が置かれている。イエスは「将来入れなくなるから、今狭い門から入るように努めなさい」と応え、主人の家に入れない人々の譬を通して人々に教えた。ユダヤ人は神の選民であり、神の御前で過ごし、神の教えを聞いてきた。だからと言って、神の国に入れるわけではない。むしろ、現在、彼らがイエスに聞き従わないでいることは、彼らがどんなにイエスを主と呼んでも、現在、神との関係にいないことを表す。その一方、異邦人は神の国での宴会に着くようになる。イエスは教えようとしていたことは、誰が救われているかではなく、神の国の戸はまだ開いているのだから、狭い門から入るように努めなさい。それは、今という時に、主に聞き従いなさいという招き。人は「誰が救われているか」と問う。しかし、イエスは「今、救われなさい」と招く。神の国の戸はまだ開いている。今という時に、罪を悔い改め、イエスに聞き従おう。(川井信雄)




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