メッセージ
『人生の意味の探求』
The Pursuit of Meaning of Life
―3.快楽も空しい―
Pleasure is Meaningless
川井信雄牧師
伝道者の書2:1~11
(新改訳旧1139ページ、口語訳旧922ページ)
プログラム
礼拝式ライブ配信
巻頭言
========================== 『快楽も空しい』 ========================== 伝道者は快楽に人生の意味を探求した(伝道者の書2:1-11)。1)肉体的快楽(酒、性行為)、2)精神的快楽(建築物、音楽)。3)物質的快楽(財産、財宝)。知恵と富において地上の誰よりもまさっていた伝道者は、徹底的に、自己抑制なしに、労苦に対する自分への褒美として追求した。その結論は?快楽に労苦の報いはあるが、人生の意味はない。だから、快楽も空しい。聖書はこの世の快楽よりももっと素晴らしい快楽があると教える。「快楽」という言葉は、神にある喜びにも使われる(詩篇16:11)。更には、イエスとの関係は最高の快楽であると教える(ピリピ3:8-9)。私たち人間は生涯を通して快楽を求め続ける存在。それは、快楽は神の恵みであり、神が私たちに楽しむようにとデザインしてくださったから。しかし、伝道者のように、快楽に人生の真の意味を見出すことはできない。この世の快楽で簡単に満足するのを止めよう。この世の快楽よりも、もっと素晴らしい快楽がある。神を喜び、イエスとの交わりを楽しもう。それこそが人生の意味であり、神にある快楽は困難の中でも私たちに生きる力を与えてくれる。(川井信雄)
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