2024年12月22日 「クリスマス」礼拝式 メッセージ

メッセージ

『クリスマスブルー』 Christmas Blue

―3.クリスマスシーズンのストレス―

Stress during Christmas Season

    川井信雄牧師

ルカの福音書2:1~7、17~20 (新改訳110ページ、口語訳85ページ)

プログラム

 

巻頭言

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「クリスマスシーズンのストレス」
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アウグストゥスは税徴収のため、ローマ帝国の全世界に住民登録を命じた。マリアとヨハネも故郷ベツレヘムへ帰った。ナザレからベツレヘムまでの旅路は徒歩で4-5日であり、マリアは身ごもっていたので、負担も大きかっただろう。ベツレヘム滞在中にマリアは男の子を産んだので、ヨセフと特にマリアには大きなストレスの時期だっただろう。しかし、聖書は二人の感情について触れていない。それに勝る大きな喜びが飼葉桶の幼子にあったから。イエスが生まれた夜、羊飼いたちは飼葉桶の幼子に出会い、神の御使いが救い主誕生について自分たちに告知したことを知らせた。彼らの話を聞いて、人々は驚き、マリアは全てを心に納めて思い巡らし、羊飼いたちは神を礼拝し、賛美しながら帰って行った(ルカ2:1-7;17-20)。クリスマスシーズンはストレスが高まる時でもあるだろう。しかし、私たちも救い主イエスの誕生を思い巡らし、礼拝を捧げ、賛美しながら日々の歩みに戻ろう。ストレスの只中でも救い主誕生の確かな喜びを心に得て、このシーズンを歩むことができる。クリスマスは季節を感じる時というよりも、神を近くに感じる時!(川井信雄)



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