2024年12月1日 「アドベント第一週」礼拝式 メッセージ

メッセージ

『神の国のたとえ』Parables of the Kingdom

―4.家の主人― The Householder

川井信雄牧師

マタイの福音書13:51~52(新改訳28ページ、口語訳22ページ)

プログラム

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巻頭言

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「家の主人」
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神の国の譬の最後にイエスは弟子たちを「御国の弟子となった学者」と呼んだ(マタイ13:51-52)。弟子たちが神の国の奥義を理解できないユダヤ人の学者たちから学んだのではなく、神の国の奥義を明かにする神の御子イエスから学んだから。イエスは弟子たちが「家の主人」が家族をケアするために自分の倉から新しい物と古い物を備えるように、神の家族を霊的にケアするために新しい物と古い物を備えるように招いた。「古い物」は律法や預言書の古い理解、「新しい物」は神の国の奥義に照らした律法や預言書の新しい理解を意味する。イエスは「新しい物と古い物」の両方を取り出すよう招いた。なぜなら、神の国の到来によって律法や預言書は「廃棄」されたのではなく「成就」されたから(5:17)。イエスも「山上の垂訓」で、神の国の到来によって律法が成就されたことによる新しい教えを群衆に語った(5:1-48)。イエスを信じている私たちも「家の主人」の働きに招かれている。今日が今年のアドベントの始まり、世界バプテスト祈祷週間の終わり。これからも救い主の預言がイエスにあって成就したことを証していきたい。(川井信雄)



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