メッセージ
『神の国のたとえ』
Parables of the Kingdom
―2.からし種とパン種―
The Mustard Seed and the Leaven
川井信雄牧師
マタイの福音書13:31~35(新改訳26ページ、口語訳21ページ)
プログラム
礼拝式動画
巻頭言
========================== 「からし種とパン種」 ========================== 聖書はイエスの宣教によって神の国が今ここにあること、神の国は物理的な場所や空間ではなく神の支配を表わし、祝福に満ちていることを教えている。しかし、この世を見る時、神の国はとても小さく思えるだろう。そこで、イエスは「からし種とパン種」の譬を用いて教えた(マタイ13:31-35)。「からし種」はどんな種よりも小さいが、生長すると、どの野菜よりも大きな木となる。同様に、神の国も初めは人々に分からないほどに小さくても必ず大きく成長する(31-32)。また、どんなに少量の「パン種」でも、それを大量の新しい小麦粉に混ぜると全体が膨らむ。同様に、神の国も初めは人々に分からないほどに小さいけれども、必ず大きくなり、この世にインパクトを与える(33)。今日も神の国はとても小さく思えるかもしれない。しかし、神の宣教によって必ず大きくなる日が来る。イエスを信じて、神の国に入ろう(ヨハネ3:3)。イエスにあって神を礼拝し、御言葉に従おう。まず神の国と神の国を求めよう(マタイ6:33)。どんなに小さくても、それらも神の国の成長であり、そこに神の祝福がある。(川井信雄)