2024年9月15日 主の日礼拝式 メッセージ

メッセージ

『これらのことを書き送るのは・・・』

I Write This to You…

―4.この世と向き合うため―

To Face the World 

川井信雄牧師

ヨハネの手紙第一2:12~17(新改訳479ページ、口語訳377ページ)

プログラム

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巻頭言

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「この世と向き合うため」
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私たちはイエスにあってこの世に属すのではなく天に属すが、この世に生きる。どのようにこの世と向き合えばよいか?使徒ヨハネは、異端の教えと誘惑によって混乱の中にいた諸教会の人々に、あなたたちは神との交わりにいるのだから、この世のものを愛するなと命じた(1ヨハネ2:12-17)。ここでの「世」は被造物の世界ではなく、神に敵対する世のシステムや支配を意味する。なぜこの世を愛するなと勧めるのか?①世への愛は神から出ているのではないから(16)。「世のもの」には、肉の欲、目の欲、所有物の自慢などがある。世と世のものへの愛は、神なしに生きていけるという人の高慢を表し、他人の必要よりも世のものを求める貪欲を表わすため、神から出ているのではない。②世と世への欲望はいつか過ぎ去るから(17)。まことの光であるイエスが世に来られたことによって過ぎ去るプロセスが既に始まった。しかし、神を愛し、神の御旨を行う者は永遠に生き続ける。つまり、イエスとの交わりに今も永遠に生きる(ヨハネ17:3)。私たちもこの世を愛するのではなく、神の御旨を行うことができるように祈りつつ歩みたい。(川井信雄)

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