2024年8月18日 主の日礼拝式 メッセージ

メッセージ

『ヤイロと長血を患った女の人の信仰』

The Faith of Jairusa and the woman who had hemorrhage

マルコの福音書5:21~43(新改訳74ページ、口語訳58ページ)

氷川英俊神学生

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巻頭言

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「ヤイロと長血を患った女の人の信仰」
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ヤイロは会堂司でした。会堂司は当時のユダヤ人社会の中で重要な地位を占めていました。一方で長血をわずらっていた女性は、汚れていると扱われ、挙げ句の果てに財産も全て騙し取られてしまっていました。このような対象的な二人ですが、2人とも素直にイエスに近寄れない理由がありました。ユダヤ人学者たちがイエスを殺そうとしている時に実力者であるヤイロがイエスに助けを求めました。長血を患っている女性は、自分に触れた人も汚れてしまう中で、人混みをかき分けイエスに触れに行きました。どちらも非常に勇気のある行動ですが、2人はイエスに頼るしか道は残されていなかったのです。イエスを信じて身を委ねる信仰とその信仰を大衆の前で口に表すことによって2人は救われました。中でもこの話の中心はヤイロの話の間に挟まれている長血を患っている女性の救いです。イエスはヤイロの家に向かう途中で、社会の底辺で12年間も苦しんでいた女性を救うために立ち止まって彼女を闇から救い出しました。イエスの憐れみ深さがとても良く表れていると思います。イエスキリストに身を委ね、信仰を告白して歩んで行きましょう。(氷川英俊)

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