2024年5月5日 主の日礼拝式 メッセージ

メッセージ

『聖書における礼拝』 Worship According to the Bible    

4.すべてを捧げて

Giving Everything 川井信雄牧師

マルコの福音書12:41~44  (新改訳95ページ口語訳73ページ)

プログラム

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巻頭言

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「すべてを捧げて」
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エルサレムの神殿には女性の庭の壁に沿ってラッパの形の献金箱が13個あった。イエスは献金箱に向かって座り、献金を投げ入れる人々の様子を見ていた。多くのお金持ちたちが多くの献金を投げ入れる中、一人の貧しいやもめが最も価値の低い硬貨のレプタを2枚投げ入れた。イエスが弟子たちに礼拝の模範として教えたのはこの時だった。お金持ちたちはあり余る富の一部を捧げたが、彼女は僅かな生活費のすべてを捧げた。何が彼女をすべてを捧げることへ押し出したかは分からない。しかし分かることは、イエスは彼女の献金に表された彼女の心を喜び(1サムエル16:7)、礼拝の模範として賞賛した(マルコ12:41-44)。この出来事の前、イエスは律法学者たちの表面的な礼拝について話していたが(38-40)、貧しいやもめの礼拝には神への完全な信頼と忠誠が表されていた。神は私たちの礼拝の心も見ている。イエスは私たちのためにすべてを捧げた(2コリント8:9)。私たちもイエスにすべてを捧げたい(ガラテヤ2:19b-20)。それは「受けるよりも与えるほうが幸い」と他者との関係にも影響する
(使徒20:35)。
(川井信雄)

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