メッセージ
『ヤコブとの祝福の旅』Journey of Blessing with Jacob
―6.祝福の源に寄りかかる― Leaning on the Source of Blessings
川井信雄牧師
聖書:
創世記35:9~15、22c~26(新改訳旧65ページ、口語訳旧48ページ)
プログラム
礼拝式動画
巻頭言
==================== 「祝福の源に寄りかかる」 ==================== 神はベテルでヤコブに再び現れ、ヤコブの名前をイスラエルへ変え、ヤコブの繁栄を約束して祝福した(創世記35:9-15)。神のみ旨はヤコブの子孫たちでイスラエルの国と部族が形成され、王が出ることだった(22c-26;出エジプト1:1-4)。最期を迎えた時、ヤコブは「杖に寄りかかって」孫たちを祝福した(ヘブル11::21)。神はヤコブを「祝福を掴み取る者」から「祝福の源に寄りかかる者」へ変えた。ヤコブとの祝福の旅を終えるにあたり、堕落した人間の弱さによってヤコブの人生は瓦礫のような状態だったが、神が憐れみの内にヤコブやその他の人々の弱さをも通してご自身の目的を成したことを覚える。ヤコブの人生には目的があった。神は計画を持っていた。「神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています。」(ローマ8:28)ヤコブの子孫から王の王である救い主イエスが来た。イエスを信じる者が神との関係に与るため。神との関係こそが究極的な祝福。祝福の源であるイエスに寄りかかりつつ歩みたい。(川井信雄)