2024年2月18日 主の日礼拝式 メッセージ

メッセージ

『ヤコブとの祝福の旅』Journey of Blessing with Jacob

―5.過去と向き合う― Facing the Past

川井信雄牧師

聖書:

創世記33:1~20(新改訳旧61ページ、口語訳旧45ページ)

プログラム

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巻頭言

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「過去と向き合う」
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ヤコブは20年前に祝福を横取りして怒りをかったエサウと再会した。ヤコブはエサウの怒りを宥めるために家畜を贈り、用心のために家族も3つに分けて進んだ。驚いたことにエサウは走って来てヤコブを抱擁し、彼の首に口づけした。ヤコブは神が自分に憐れみを表したように、エサウにも憐みを表してほしいと暗に求め(5,11)、贈物でエサウの憐みを得ようとした(8)。しかし、エサウに謝り、赦しを求めることはなかった。エサウはヤコブを赦していたが、ヤコブはエサウとの精神的・物理的な距離を保っていた。結局、二人は別々の道に分かれた(創世記33)。真の和解はとても困難。赦す側も、赦される(赦しを求める)側も、プライドや疑いが赦しの妨げとなる。しかし人の力ではできないことも、神にはできる。神はイエスの十字架によって赦しの御業を完成した。真の和解のプロセスは、人が神から罪の赦しを受けとり、赦す側も赦される側も互いの間に私たちの平和なるイエスを迎え入れ、イエスの十字架を仰ぎ見続けることに始まる(エペソ2:14-18)。修復が必要な関係があるか?神は私たちが過去と向き合うことを願っている。
(川井信雄)

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