メッセージ
『クリスマスビュー』 Christmas View
―4.飼い葉桶にズームイン― Zooming in on the Manger
聖書:ルカの福音書2:1~7(新改訳110ページ、口語訳85ページ)
プログラム
礼拝式動画
巻頭言
============================ 「飼い葉桶にズームイン」 ============================ ローマ帝国の全世界に人口調査が命じられ、マリヤとヨハネはベツレヘムへ旅した。聖書は彼らの旅を通して「全世界」から急激に「飼葉桶」をズームインする(ルカ2:1-7)。なぜか?飼葉桶で神の救いの計画が急激に展開されていた。神は、創造の後に罪がこの世に入った時、救い主の誕生を約束した(創世記3:15)。その数百年後、救い主がベツレヘムで誕生すると預言した(ミカ5:2)。今から2千年前、処女マリヤが預言の通り救い主を身ごもると告知した(ルカ1:30-33)。時が満ちた時、イエスの誕生によって預言を成就した(ガラテヤ4:4)。「飼葉桶」にはイエスが救い主として人々を救うために来たのであり、誕生の瞬間からご自身を低くしたことが表されている(ピリピ2:6-8)。その後、イエスは罪の贖いとして十字架の上で死に、三日目に甦られた。それはご自身を信じる者が罪の赦しを得て、神との関係に入るため(ヨハネ3:16)。ズームアウトしたままだと見えないが、ズームインすると見えるものがある。世界各地でクリスマス一色となる中、飼葉桶にズームインし、救い主の誕生を共にお祝いしよう。(川井信雄)