メッセージ
『サンクス&ギビング』 Thanks & Giving
―4.感謝と献身の化学反応―Chemistry between Thankfulness and Giving
川井信雄牧師
聖書:コリント人への手紙 第二 4:13~15(新改訳360ページ、口語訳282ページ)
プログラム
礼拝式動画
巻頭言
=========================== 「感謝と献身の化学反応」 =========================== 神への感謝は化学反応を起こし、その人を神への献身へ促す(2コリント4:13-14)。パウロはコリントの教会に書いて手紙の中で、「私は信じています。それゆえに語ります」と詩篇116:10を引用した。この詩人ダビデは、神が重度の病から助けてくれたと信じていたので語った。パウロはダビデにならって、しかし異なる状況の中で、このみ言葉を適応した。つまり、パウロは復活のイエスを宣べ伝えてきたのは、主イエスを甦らせた神が自分たちをイエスと共に甦らせてくれると信じていたからだった。神への献身は化学反応を引き起こし、人々を神への感謝へ促す(15)。パウロが宣べ伝えたイエスの福音と、そのため受けた様々な苦難は(8-12)、神の恵みがますます多くの人に及び、感謝が満ちあふれ、神の栄光が現れるようになるためだった。世界バプテスト祈祷週間は、世界宣教や宣教師たちを覚えて祈り、献金を捧げる時であると同時に、私たちも献身する時でもある。神は積極的に私たちに恵みを与えてくれる。それは感謝が溢れて、私たちも各々の状況の中で神への献身に導かれ、神の恵みが人々に及び、神の栄光が現れるため。(川井信雄)