メッセージ
『その日には』
On That Day
川井信雄牧師
聖書:イザヤ書25:6~9(新改訳旧1204ページ、口語訳旧974ページ)
プログラム
礼拝式のライブ配信
巻頭言
======================== 『その日には』 ======================== 歴史を通して、神の選民イスラエルは近隣の国々に脅かされてきた。しかし、神が国々を裁くその日には、神の栄光が現され、全ての人々が救われる(イザヤ25:6-9)。その日には、1)神が宴会を開く(6b)2)神が死を呑み込む(7-8a)。3)神が涙をぬぐい取る(8b)。4)神が恥を取り除く(8c)。なぜこれらがなされると確信できるのか?神がそう約束されたから(8)。クリスチャンにとって、その日の出来事は、イエスの十字架と復活の御業が意味すること以外の何ものでもない。だから、聖書は主イエスを待ち望むよう勧める(ヤコブ5:7-8)。今朝は敬老の日礼拝式を捧げる。特に年配の方々の中には、老いに翻弄されること、病や痛みに襲われること、孤独感に覆われること、死の恐れに脅かされることを経験する方も少なくないだろう。しかも、神を信頼していても、である。そのような中で、「神に信頼する価値はあるのか?」という問いを試されることもあるかもしれない。しかし、その日には、死は呑み込まれる。全ての顔から涙がぬぐい取られる。恥は取り除かれる。だからこの日に、主を待ち望んで歩 もう。(川井信雄)