メッセージ
『恵みによるグリット』(帝国編)
Grit by Grace (The Empire)
―3.励ましと希望のメッセージ Message of Encouragement and Hope
川井信雄牧師
聖書:使徒の働き27:13~26(新改訳292ページ、口語訳229ページ)
プログラム
礼拝式メッセージ動画
巻頭言
======================== 『励ましと望みのメッセージ』 ======================== パウロたちの船がイタリアに向かっていると、突然ユーラクロンという北東風の暴風が吹き荒れた。船は風に逆らって進めず、流されるままとなった。パウロたちは船体を縄で巻き、船具を降ろし、積み荷を捨てたが、その状況が何日も続くと、助かる望みは絶えていった。その時、パウロは、元気を出しなさい、船は失われるが人々は救われると励ましと希望のメッセージを伝えた。それは主がパウロに与えたものだった。主は、パウロのそばに立ち、恐れることはない、パウロは必ずカエサルの前に立ち、人々は助かると励ましと希望を与えたのだ。パウロはこの約束の通りになると主を信じ、人々にも信じるように勧めた(使徒27:13-26)。人生の暴風に翻弄され続ける時、助かる望みが絶えていくかもしれない。落胆や絶望は、私たちを脱力させ、あきらめさせ、放棄させる。しかし、主は、私たちのそばに立ち、励ましと希望のメッセージを語り、その約束を守ってくれる。主を信じるなら、主の御言葉は私たちの内で励ましと希望となる。家族や人々も励ましと希望を必要とする。 私たち自身、主の励ましと希望に満たされ、人々と分かち合おう。 (川井信雄)