2023年5月7日礼拝式メッセージ

メッセージ

『私自身の証言』My Own Testimony

―1.私の羊飼い― My Shepherd

川井信雄牧師

聖書:詩篇23:1~4(新改訳旧954ページ、口語訳旧766ページ)

プログラム

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巻頭言

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私の羊飼い========================
詩篇23篇はダビデが少年時代に羊を世話していた時か、人生の晩年に生涯を振り返った時に歌ったものと考えられている。ダビデは自分を守り、備え、導いてくれた主の臨在の中で「乏しいことがない」と証しただけでなく、主は「死の陰の谷」でも共にいてくれると証した。この詩篇では、主の臨在が、「わたしは共にいる」という主ご自身の約束から、「あなたは共にいる」というダビデの信頼の祈りで表されていること、ダビデの証が「主」という神学的概念から(1-3)、死の陰の谷を通して(4)、「あなた」という信頼関係へシフトしていることは興味深い(5-6)。このように主の約束に対して信仰者が信頼によって応答をする時、信仰の実が結ばれる(「慰め」では表しきれない「勇気」)。どのように主との「羊飼いと羊」の関係に入ることができるか?良い羊飼いイエスに聞き従おう(ヨハネ10:11)。主の臨在の中で乏しいことなく、いつくしみと恵みに溢れ、天の主の家へ導かれる(ヨハネ11:25)。ダビデのように私たちも「主は私の羊飼い」と証できるだろう。それは私たちが持っている主についての最高の証言の一つ。 (川井信雄)

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