メッセージ
メッセージ 『喜びいっぱい』
Joyfulness
―2.感情ではなく選択―
Not Feeling but Choice
川井信雄牧師
聖書:ピリピ人への手紙1:27~30 2:17~18(新改訳395ページ、口語訳309ページ)
プログラム
礼拝式のライブ配信(11:00~)
巻頭言
======================== 『希望に溢れる新年』 ======================== 当時、ピリピの教会では喜びを感じられない状況があった。教会の内側では罪があり、教会の外側では反対者によって圧力があった。そこで、パウロは主イエスの福音にふさわしく生活しなさいと勧め、苦しみを受けることも主を信じる者に与えられた神の恵みであると教えた(ピリピ1:27-30)。更に、主も神の御子であるのにご自身を空しくし、十字架の死に至るまで身を低くして従ったのだから、主のうちにあるこの思いを互いに抱きなさいと勧めた。また、パウロ自身も教会のために注ぎのささげ物になる準備ができていると伝え、それを共に喜びなさいと勧めた(2:1-18)。つまり、苦闘の中での喜びとは、苦闘の中で経験する苦しみに「喜びを感じる」ことではなく、苦闘を通して神によってなされる福音の証を「喜びとする」こと。一回きりの人生、どうせだったら喜びいっぱいに生きたい。人生では良いことも、悪いこともある。しかし、主は十字架の死に至るまで従順だった。私たちも主のうちにあるこの思いを互いに抱けるように互いに祈ろう。主にあって福音にふさわしく生活しよう。苦闘の中でも信仰によって喜びを選び取ろう。(川井信雄)