メッセージ
『希望いっぱい』 Hopefulness
―1.恐れ知らずの新年―New Year without Fears
川井信雄牧師
聖書:ローマ人への手紙11:33~12:1(新改訳317ページ、口語訳249ページ)
プログラム
礼拝式動画
巻頭言
======================== 『恐れ知らずの新年』 ======================== 新年おめでとうございます!ヘブル人への手紙が書かれた時代、教会の中には迫害の中でお金や持ち物を奪われ(ヘブル10:34)、これからも何が起きるか分からない不確かさによって恐れを抱き、お金や物質で将来の保障を得ようという衝動に駆られていた人々がいたようだ。神は、金銭を愛するのではなく、今持っているもので満足する生活しなさいと勧めた。なぜか?主イエスご自身が「わたしは決してあなたを見放さず、あなたを見捨てない」と約束された(13:5)。この主の臨在と備えの約束を心から信頼する時、神の前に謙遜に、人の前に揺るがない、「恐れ知らず」の確信が与えられる。「主は私の助け手。私は恐れない。人が私に何ができるだろうか。」(13:6)この約束と確信は、「主」が復活のイエスであることにかかる。いよいよ新年が始まった。私たちの誰も新年に何が起きるか分からない。その不確かさに私たちは恐れを持つ。しかし、新年を「恐れ知らず」で歩むこと、恐れを抱いても、それを吹き飛ばして歩むことができる。新年も復活の主イエスが共にいてくれることを信頼し、「恐れ知らずの新年」としよう。 (川井信雄)