メッセージ
『イエスが尋ねた８つの問い』Eight Questions Jesus Asked
―6．聖書には何と書いてありますか？― What is Written in the Scripture?
川井信雄牧師
聖書：ルカの福音書１０：２５-２８ (新改訳１３６ページ、口語訳１０５ページ)
プログラム
礼拝式動画
巻頭言
================================== 『聖書には何と書いてありますか？』 ================================== 律法学者がイエスを試みてどうしたら永遠のいのちを得られるのか尋ねた。律法学者の動機が純粋でないと知っていたイエスは、問いに答えるのではなく、「律法には何と書いてあるか」と問いを尋ねることによって彼を真理へ導いた。律法学者が神を愛し、隣人を愛することと答えると、イエスはそれを実行するように命じた（ルカ10:25-28）。ところが、律法学者は自分を正当化して「隣人とはだれか」と尋ねた。そこでイエスは譬を用いて隣人を愛することの意味を教えた後、再びそれを実行するように命じた。イエスの勧めを2回受けた律法学者はどうするのか？私たちが人生で疑問を持つ時、試練に会う時、人と神とどちらを選択するか迫られる時、イエスは私たちにも「聖書には何と書いてあるか？」と尋ねることによって導く。聖書の真理を知るだけではなくそれに生きるなら、イエスにあるいのちに豊かに与る。「聖書には何と書いてありますか」はイエスにあるいのちへの扉だ！聖書の真理を完全に実行することのできる者はいない。そのため神はイエスの十字架と復活によって永遠のいのちに与る道を備えて下さった（ヨハネ14:6）。 （川井信雄）
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