メッセージ
『信仰によって生きる』
Living by Faith
―4.恐れかしこむ信仰―
Reverent Faith
川井信雄牧師
聖書:へブル人への手紙11:7
プログラム
礼拝式動画
巻頭言
======================================== 『恐れかしこむ信仰』 ======================================== 信仰によって、ノアは神の裁きとしての洪水が起きるという神の約束を受けた時、そのみ言葉で十分として、そのみ言葉に沿って人生を調整した(ヘブル11:7)。天地創造からノアの時代まで洪水は起こったことがなく、知られていなかった。そのため、箱舟を造るノアの行動は人々には愚かに思えたことだろう。しかし、ノアは神を恐れかしこんでみ言葉に従って箱舟を造った(創世記6:22;7:5)。「恐れかしこんで」とは感情の怖れではなく畏敬の念。神を恐れかしこむ信仰を通してノアは神の御前に恵みと義を、すなわち救いを得た。神は私たちもご自身にある恵みと義を受け継ぐことを願っている。そのため、二千年前、それまで前例がないことをなされた。御子イエスを人類の罪の贖いとして十字架につけた。昔も今も多くの人々にはそれは愚かにしか思えない。しかし、十字架のイエスを恐れかしこんで信じる者は、神の救いを受ける(1コリント1:18)。今日も、これまで前例がなく、自分たちが経験したことのない神の約束は人々には愚かに思 えることだろう。神を恐れかしこむ信仰に よって私たちはみ言葉に従いたい。 (川井信雄)