メッセージ
『荒野にて』 In the Wilderness
1.旅立ちの時
“Time of Departure” 川井信雄牧師
民数記10:11ー13、33-36
プログラム
巻頭言
======================================== 『旅立ちの時』 ======================================== 新たな旅立ちの時を再び迎えている。コロナによってその旅路は不確かさの霧に覆われているが、平安のうちに旅立ちたい。なぜか?➀主はイニシアチブをとって下さる(13)。イスラエルの民は神の言葉を受けて旅立った。私たちも主に先走ることなく、主のみ言葉に聴き、主に祈りつつ、この一年の旅路を平安の内に共に歩みたい。➁主は先立って必要を備えて下さる(33)。「主の契約の箱」が民の先頭を進んだことは、荒野にて人のリーダーシップは不十分であり、主のリーダーシップが必要であることを表す。この一年も、主が私たちに先立って必要を備えて下さる故、平安の内に共に旅立ちたい。➂主は引き続き共に歩んで下さる(34)。エジプトからシナイ山まで、「主の雲」にあって、民と共に歩まれた主は、荒野にても引き続きモーセたちと共に歩まれた。モーセによる出発の祈り(35)と夜の祈り(36)に、民が主の臨在にうちに旅を継続したことを見る(35-36)。昨年も私たちと共に歩まれた主は、この一年も引き続き共に歩んで下さる。主の臨在に得る平安の内に、この一年の旅に共に旅立ち、その旅路を共に継続しよう。(川井信雄)